Wallenius Wilhelmsen(WW)は1月15日、風力発電の自動車船Orcelle Windの建造プロジェクトで、EUから総額900万ユーロ(約12億5000万円)の資金を調達すると発表した。画像はOrcelle Wind完成イメージ。
同船は全長200m、全幅40m、最大7000台の自動車が搭載可能で、ウイングセイルと呼ばれる金属と合成素材でできた、大きな5本の帆で風をとらえて速力10〜12ノットで航行することができる。
今回、Orcelle Windプロジェクトが研究とイノベーションのためのEUの資金助成プログラム“Horizon Europe”から助成を受けることとなった。
同プロジェクトには、船舶設計や船舶管理を手掛けるWallenius Marine、舶用メーカーのAlfaWall Oceanbird、自動車メーカーVolvo、気象情報サービスのStormGeo、ノルウェー船級協会DNVなど11社が参画しており、900万ユーロの助成金はこれらのパートナーに分配される。
今後5年間で、Orcelle Windの計画・建造・運航を進める。2024年半ばにはWWの既存船に風力推進帆を試験搭載する計画としており、2026年下期〜2027年初頭の運航開始を予定している。
