日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の22年11月のコンテナ荷動き」は、アジア→欧州の往航が前年同月比18.4%減の116.5万TEUで10ヵ月連続のマイナスとなった。
11月までの累計は前年同期比9.2%減の1411万9101TEUで、新型コロナウイルスの影響で荷動きが落ち込んだ2020年同期(1431.0万TEU)を下回り、22年の年計でもコロナ以前の水準を大きく下回ると予測される。
11月のアジアの積み地は、中華地域積みが前年同月比21.4%減と大きく落ち込んだほか、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが10.8%減、東南アジア積みが7.3%減とすべての積み地がマイナスとなった。
また、運賃については40'コンテナで上海発・Rotterdam向けが前年同月比83.9%減、上海発・Genoa向けが同74.6%減となり、新型コロナ以前の水準に戻っている。
欧州側ではインフレによる消費落ち込みと22年前半に積み増しした在庫が捌けていないため主に中国発の荷動きが低迷している。
一方、欧州→アジアの復航は13.0%減の52.6万TEUで17ヵ月連続のマイナス。アジアの揚げ地は、東南アジアが0.4%増の横ばいであったが、中華地域が16.1%減、北東アジアが19.2%減となり、揚げ地全体で2桁マイナスが続いている。
