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苫小牧港が東港区の岸壁整備に着手、物流効率化/24年問題対策で
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苫小牧港が東港区の岸壁整備に着手、物流効率化/24年問題対策で

 国土交通省(北海道開発局)はこのほど、苫小牧港の東港区浜厚真地区において、物流効率化およびドライバーの労働時間削減を企図した新たな岸壁整備に着手すると発表した。

 同省によると現在、浜厚真地区(周文ふ頭)ではフェリーとバルク船の岸壁が共用されていることから、荷役時間の制限や、遅延により西港区への再輸送が余分に発生するといった非効率、トラックドライバーへの負担増などが課題となっている。

 また、同地区には〜秋田・新潟/〜敦賀の2本のフェリー航路が就航しているものの、例えば道内から関東向けの農水産品輸送などについては、苫小牧港の出港時間に間に合わない場合、函館港へ持ち込み同港→青森港をフェリー輸送、青森→関東までを陸路輸送で行う形に切り替えられるなどしている。そうした長距離の陸上輸送は今後、24年4月以降にトラックドライバーの時間外労働への上限規制が敷かれることから、困難になる見込み。

 これらの問題を解消するため今回、浜厚真地区で新たな岸壁整備に着手し、複合一貫輸送ターミナル機能を強化することとしたもの。

 なおこの岸壁整備は、災害時を想定した耐震強化も伴うものとして行われる。事業期間は2022〜27年度で総事業費は145億円。

Last Updated : 2023/01/27