商船三井(MOL)はこのほど、メタノールと重油の二元燃料に対応したメタノール輸送船Cypress Sun(写真)の命名・竣工式が、1月17日に現代尾浦造船で執り行われたと発表した。
同船は、大阪船舶(株)からMOLが用船し、MOLからカナダのWaterfront Shipping Company Limited(WFS)に長期貸船されるもので、同じくMOLがWFS社に貸船している21年竣工のCapilano Sunの姉妹船となる。
メタノール燃料は、従来の舶用燃料を燃焼した場合に比べて燃焼時の硫黄酸化物(SOx)排出量を最大で99%、粒子状物質(PM)排出量を同95%、窒素酸化物(NOx)排出量を同80%、二酸化炭素(CO2)排出量を同15%削減できるとされる。
MOLは、Cypress Sunを含み世界最大級のメタノール輸送船隊を全19隻運航中。
このうち、メタノールを燃料として活用できる二元燃料船については16年から保有し、船隊を拡大してきており、現在、世界で就航しているメタノール二元燃料タンカー全23隻のうち、MOLがCypress Sunを含む5隻を運航している。
