三菱倉庫は1月26日、メディパルホールディングス(メディパルHD)との間で医療用医薬品のサプライチェーンの可視化を目的とした実証実験を行うことについて合意したと発表した。
三菱倉庫は現在、GDPガイドラインに準拠した医薬品保冷配送サービス「DP-Cool」のほか、同サービスでのノウハウをもとに室温品を対象としたGDP対応輸送サービス「DP-Green」などを展開している。
一方メディパルHDは、19年4月にGDP対応に特化した組織を設置し、各製薬企業の監査基準をクリアする流通体制を構築しているほか、成長戦略のひとつとして医薬品の品質情報を一元管理するトレーサビリティの完全化を目指している。
今回の実証実験で両社は、医薬品卸から医療機関までにおける保冷医薬品の温度情報を可視化し、これを三菱倉庫による製薬企業〜医薬品卸間のデータ・プラットフォーム「ML Chain」と連携させることを目指す。
メディパルは、厳格な温度管理が求められる保冷医薬品の配送について、温度ロガーを付けた特殊な保冷箱を使用しており、今回の実証実験においても、同ロガーにより取得する配送時の温度情報を「ML Chain」に送信する仕組みを構築する計画。