日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2023年1月往航と22年11月復航の速報値を発表した。
1月の往航は前年同月比20.1%減の146.8万TEUで5ヵ月連続でマイナスとなった。米国側の在庫過剰によって小売を中心とした貨物が減少していることに加えて、22年1月が183.8万TEUと好調だったことの反動もあって、荷動きが前年同月比で2割も落ち込んでいる。
23年1月のアジア側の積み地は、韓国積み(前年同月比±0%)を除いて軒並みマイナスとなっており、とくに中国(25.4%減)、ベトナム(12.5%減)、台湾(28.5%減)、日本(19.9%減)などが2桁の減少となっている。
また、品目別では上位10品目すべてが2桁のマイナスを記録し、上位5品目の家具・寝具(34.5%減)、機械類(22.9%減)、繊維類及びその製品(30.1%減)、プラスチック及びその製品(21.3%減)、電気機器・AV機器など(23.0%減)がすべて20%以上のマイナスとなっている。
一方、22年11月の復航は10.0%増の49.4万TEUで2ヵ月ぶりのプラス。アジア側の主要な揚げ地は、中国(8.1%増)、インド(32.0%増)、日本(5.5%増)、台湾(8.3%増)などがプラスとなっている。
米国→アジアの荷動きは、以前は空バンの輸送が優先されていたが、港湾混雑の解消によって米国積み貨物の荷動きが回復してきている。
