中国のコンテナ船社・山東港口航運集団有限公司(SPGS=Shandong Port Shipping Group Co., Ltd.)の首脳陣が来日して、3月17日に都内でプロモーション会を開催した。
SPGSは山東省港口集団傘下の海運会社として2020年に設立され、山東省一帯の港湾を運営している。主にコンテナ/タンカー/ドライバルク/貨客フェリーの4事業を展開しており、コンテナ船に関しては日中/中韓/中国内航フィーダーの各航路を提供している。
昨年末には他船社との協調配船で1000TEU型を投入して青島〜横浜・東京〜青島〜大阪・神戸の8の字ループを開設して日中航路に参入した(日本総代理店:日本通運)。
SPGSの趙博董事長(写真)は、「山東省と日本は地理的に近く、RCEP(地域的な包括的経済連携協定)の恩恵もあることから、昨年末に日中航路に参入した。現在は関東と関西に寄港しているが、本23年は他社スロットを利用した名古屋サービスの開設も検討している」と日中サービスの拡充を計画していることを明かした。
また、同社サービス概要について曹鵬副総経理は、「安定かつ正確なスケジュール、また、スピーディーで競争力のあるサービスを提供します。日本〜青島で活発なリーファー輸送に対してもリーファープラグとリーファーコンテナとも潤沢にご用意できる。また、危険品にも対応可能です」と青島港を運営する山東省港口集団傘下の船社であるメリットを強調した。
また、将来的には日中間のRoRoサービス展開や、東南アジア航路の開設も視野に入れ、さらなるサービス拡充を計画しているとした。