日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2023年1月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けの往航が前年同月比15.7%減の41.6万トンで11ヵ月連続のマイナスとなった。
2007年以降で単月として最低の荷動き量を記録した。また、金額ベースでは17.6%減の4665億円で2ヵ月連続のマイナスとなっている。
品目別では上位10品目のうち2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が3.3%増、4位の「鉄鋼」が7.4%増となったものの、残りの8品目が前年同月比マイナスであった。
なかでも5位の「銅及びその製品」が22.8%減、9位の「電気機器、AV機器など」が33.9%減と大幅なマイナスを記録している。
海事センターによると、「日本→中国の海上コンテナ航路では、中国のリサイクル品の規制強化以降、同航路の太宗貨物であった廃プラや古紙などに代わる主要貨物がなく、日本発の荷動き減少が続いている」とコメントしている。
一方、1月の中国発・日本向けの復航は6.3%減の191.4万トンで3ヵ月連続のマイナス、金額ベースでは15.5%増の1兆6622億円であった。
品目別では上位10品目のうち9品目がマイナスを記録した。そのうち6位の「鉄鋼製品」が15.7%減、7位の「木材」が17.2%減と落ち込んでいる。
