日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2023年2月往航と22年12月復航の速報値を発表した。
2月往航は前年同月比29.2%減の125.5万TEUで6ヵ月連続で前年同月を下回った。往航荷動きは、米国側でメーカーによる在庫調整により小売り系の荷動きが鈍化し、昨年から5ヵ月連続で前年同月比で2桁マイナスとなっているが、23年2月は中国の旧正月のタイミングも重なったため、約30%のマイナスとなった。
2月のアジア側の積み地は、トップの中国積みが前年同月比35.8%の大幅なマイナスとなったほか、2位以下のベトナム(22.8%減)、韓国(5.3%減)、インド(11.3%減)など、ほぼすべての主要地域積みがマイナスとなった。
こうしたなか、日本積みは4.8万TEUの2.7%増とプラスであったが、海事センターによると、「前年同月が大きく落ち込んだことに対する反動と、他国と比較して荷動きが大きく減少しなかったため」と分析している。
また、品目別では上位20品目すべてが2桁マイナスを記録、なかでも1位の家具・寝具(40.4%減)や3位の繊維類及びその製品(40.0%減)、8位の玩具・遊戯用具・スポーツ用品(46.7%減)などが40%以上の大幅なマイナスとなっている。
一方、22年12月の復航は9.4%増の45.5万TEUで2ヵ月連続のプラス。また、22年の累計では570万6004TEUの前年比5.4%減で3年連続のマイナスとなっている。
