商船三井(MOL)は4月17日、同社が保有し、傘下のフェリーさんふらわあが運航する日本初のLNG燃料フェリーの2番船さんふらわあ むらさき(写真)が4月14日に就航したと発表した。
同船はことし1月に就航したさんふらわあ くれないの姉妹船で、大阪〜別府航路に就航するもの。
さんふらわあ むらさきはLNGと重油それぞれを燃料として使用できるDual Fuelエンジンを搭載し、環境配慮型の仕様となっており、LNG燃料を使用することで、二酸化炭素(CO2)を約25%、硫黄酸化物(SOx)を100%、窒素酸化物(NOx)を約85%、排出削減する効果が見込めるとしている。
なお同船では既存船に比べて、貨物/旅客とも輸送力および利便性が向上したとしており、貨物輸送についてはトラックの積載台数を大幅に増やしたほか、ドライバーズ・ルームを拡充したことでドライバーの負担軽減にも配慮している。
MOLグループのフェリー事業については既報の通り、MOL100%出資連結子会社の商船三井フェリーとフェリーさんふらわあの事業統合が決定しており、今23年10月1日に新会社の営業が開始される。新会社ではLNG燃料船を、フェリーさんふらわあの就航済み2隻に加えて、商船三井フェリーが25年に2隻を就航させる予定で、合計4隻を運航していく計画。
