日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2023年3月往航と23年1月復航の速報値を発表した。
3月往航は前年同月比33.3%減の127.8万TEUで7ヵ月連続で前年同月を下回った。
往航荷動きは、昨22年央から米国側の小売り関連が減少したことと、21年・22年と高水準が続いたことによる反動によって前年同月比でマイナスが続いている。ただ、3月については新型コロナ以前の19年3月(122.0万TEU)と比較すると荷動きがややプラスとなった。
3月のアジア側の積み地は、トップの中国積みが前年同月比38.9%減と大幅なマイナスを記録。中国積みは荷動き全体におけるシェアが50.1%と、新型コロナウイルス感染初期の20年3月(シェア38.6%)以来、最も低い割合となった。このほかのアジア積みは、ベトナム(39.5%減)、韓国(13.3%減)、インド(19.6%減)、タイ(13.5%減)、日本(7.6%減)など、ミャンマーを除くすべての積み地が前年同月比マイナスを記録した。
また、品目別では上位20品目すべてがマイナスとなり、1位の家具・寝具(46.0%減)や4位の繊維類及びその製品(39.5%減)、5位のプラスチック及びその製品(33.2%減)など、軒並み2桁減と大幅なマイナスとなっている。
一方、23年1月の復航は9.4%増の46.7万TEUで3ヵ月連続のプラス。1位の中国揚げが16.6%増の12.3万TEUと大きく伸び、荷動き全体をけん引した。なお、日本揚げは13.0%減の4.1万TEUで、インド(5.4万TEU)、台湾(4.3万TEU)に次いで揚げ地全体で4位となっている。
