三菱倉庫は4月26日、ベトナムの物流企業In Do Trans Logistics Corporation(以下、ITL)の株式を追加取得したと発表した。
これにより、三菱倉庫の出資比率は20.5%となり、ITLは三菱倉庫の持分法適用会社となった。
三菱倉庫とITLは、2011年に合弁会社「MLC ITL Logistics Company Limited」を設立し、ベトナムにおいて倉庫/国内輸送/流通加工/航空・海上輸出入貨物取扱、といったロジスティクス事業を共同で展開してきていた。現在MLC ITLは、HochiminhおよびHanoiの両地区で物流拠点を運営している。
三菱倉庫は、2030年までの経営ビジョンの一環として、東南アジア(ASEAN)で増加が見込まれるコールドチェーン需要を狙い、医療・ヘルスケア/食品・飲料分野における顧客サプライチェーンのサポート体制拡充とフォワーディング事業の強化を方針に掲げている。
一方、同社はITLについても、「ベトナム国内においてコールドチェーン物流に注力しているほか、近年では港湾物流にも進出するなど、三菱倉庫グループと親和性の高い事業を展開している」と説明。
そうした中で三菱倉庫は、「昨年8月に続きITLの株式を追加取得し、ITLとのパートナーシップをさらに強化することで大きなシナジーを見込み、また、ベトナム国内だけでなく、インドシナ半島全域での事業拡大を目指す」としている。