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ヤマト/西濃など4社が燃料電池大型トラックの走行実証
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ヤマト/西濃など4社が燃料電池大型トラックの走行実証

 ヤマト運輸/西濃運輸/NEXT Logistics Japan(NLJ)/アサヒグループジャパンの4社は、今5月から水素を燃料とする燃料電池大型トラック(FC大型トラック)の走行実証を開始すると発表した。4社によると、FC大型トラックの走行例としてこれが日本で初となる。

 各産業で温室効果ガス排出削減・脱炭素化が求められる中、特に幹線輸送に使われる大型トラックの脱炭素化には、十分な航続距離と積載量、短時間での燃料供給が求められる関係上、エネルギー密度の高い水素を燃料とする燃料電池システムが有効であるとされている。

 今回4社は、トヨタ/日野自動車が共同開発したFC大型トラックを各社の実際の輸送業務に使用することで、水素燃料活用の可能性および実用性の検証を行うもの。4社は、「今回使用するFC大型トラックは、航続可能距離は約600km。環境性能と商用車としての実用性を兼ね備えている」とした。

 検証の主な内容は、実稼働におけるドライバーにとっての使い勝手/水素ステーションでの充填時間を含む運行管理/燃料電池システムおよび電動システム全般の作動検証/環境や走り方の違いによる水素消費変化の把握と、水素ステーションでの給水素情報の取得/ドライバビリティ(車両の運転操作性)や使い勝手全般に関する情報の取得、などとしている。

 ヤマト運輸は関東圏内、またNLJおよびアサヒは関東〜関西間の輸送ですでに実証を実施しており、西濃は6月から関東圏内での実証を開始する。

Last Updated : 2023/05/19