TOPページ
山九がシンガポール倉庫を拡張、Tuas地区に3.8万m2の施設開設へ
 (5/26) 内外トランスラインの韓国子会社が倉庫を新規取得
 (5/26) 山九が関西最大級の化学品専用倉庫

山九がシンガポール倉庫を拡張、Tuas地区に3.8万m2の施設開設へ

 山九はこのほど、現地法人の山九シンガポール[Sankyu(Singapore)Pte. Ltd.]がシンガポール西部のTuas地区にトアス物流センター(仮称)を建設すると発表した。25年9月に開業予定。

 同施設は既存倉庫の建て替えを行い、施設面積を従来の2.2倍に拡張するもので、同社の東南アジア域内において最大級の物流センターとなる。

 同国Tuas地区を中心としたバイオメディカルや医療・医薬関連の物流需要に対応して、全フロアに22℃前後の温度帯管理機能を完備することで保管効率の高いVNA型物流センターとする計画。

 同拠点は自然災害のリスクが少なく、国土が狭いシンガポールにおいて有効活用可能な通路幅の狭い高層ラックを備えたVNA(Very Narrow Aisle)型施設として、約12mのラックを設置予定。そのほか、オペレーションには搬送用の自動フォークリフトを導入、屋上にソーラーパネルを設置することで省力化を図るとしている。

 また、シンガポール政府は国内に分散する5つのコンテナターミナルをTuas地区の新港に集約するプロジェクトを進めており、第1期が23年9月に開業、その後、順次拡張して27年に一本化する予定としている。

 最終的には2040年までに6500万TEU/年(現状の約2倍)の取り扱いを目指しているところ。これを見据え山九では、同港に近接する新倉庫の利便性を生かして、国際物流貨物の需要を取り込む計画としている。

■トアス物流センター(仮称)
 所在地:Tuas Avenue 13 Singapore 638389
 敷地面積:1万9230m2
 施設面積:3万7975m2

Last Updated : 2023/05/26