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日新の23年3月期決算は増収増益、物流堅調と旅行事業の改善で
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日新の23年3月期決算は増収増益、物流堅調と旅行事業の改善で

 日新は5月26日、2023年3月期決算の発表会見をオンラインで実施、これによると同期決算は売上高:1941億6500万円(前期比0.8%増)/営業利益:126億4300万円(同39.0%増)/経常利益:136億3400万円(同38.3%増)/親会社株主に帰属する当期純利益:105億2800万円(同65.4%増)で、増収増益を達成した。

 同社は今期決算の業績について、「物流の堅調と旅行事業の改善が増収増益に寄与した。物流事業においては、上期に続いた緊急貨物輸送の取り扱いや運賃の高騰は下期に入り徐々に収束傾向となったものの、海上/航空貨物ともに取り扱いは総じて堅調に推移。一方、旅行事業では主力の業務渡航事業が回復基調となり、団体旅行の取り扱いも増えた結果、収益が大幅に改善した」と説明した。

 物流事業は、売上高が1876億8800万円で前期比0.7%の微減となったものの、営業利益は118億2600万円で前期比26.2%増と大幅に増加した。日本については、「航空は、輸出で機械設備、輸入で自動車関連貨物の取り扱いが、それぞれ収益に貢献した。海上は、輸出で機械設備や化学品の、輸入で食品・雑貨などの取り扱いがそれぞれ好調だった。なお、倉庫事業は食品の取り扱いが堅調に推移した」としている。

 旅行事業については、売上が前年比2倍超に拡大し、営業損益は1400万円の赤字で前期(10億円の赤字)から赤字幅が大きく縮小した。

 なお、次期(2024年3月期)通期の業績については、売上高:1900億円(前期比2.1%減)/営業利益:85億円(同32.8%減)/経常利益:90億円(同34.0%減)/親会社株主に帰属する当期純利益:65億円(同38.3%減)で、減益を見込む。予想の背景としては主に、「旅行事業は需要増加で4年ぶりの黒字回復を見込む一方、物流事業で運賃正常化の進行と荷動き減少が予測される」ことを挙げている。

Last Updated : 2023/06/02