日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の23年4月のコンテナ荷動き」は、アジア→欧州の往航が前年同月比11.7%増の144.6万TEUで2ヵ月連続でプラスとなった。
4月のアジアの積み地は、中華地域積みが16.7%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが4.5%増、東南アジア積みが6.7%減であった。
欧州向けでは中国積みの完成車輸送が好調で、海事センターによると「電気自動車(EV)を中心に自動車船でスペースが取れなかったものが海上コンテナで輸送されている」という。このほか建機なども中国から輸送されているほか、欧州向けの海上運賃低下によって、中国→欧州の鉄道輸送から海上コンテナへの貨物シフトも進んでいるようだ。
一方、欧州→アジアの4月復航は3.9%減の55.6万TEUで22ヵ月連続のマイナス。アジアの揚げ地は中華地域揚げが5.6%減、北東アジアが13.8%減、東南アジアが8.6%増であった。
