郵船ロジスティクス(YLK)はこのほど、中国・昆明とラオスVientianeを結ぶ中国ラオス鉄道を利用した、鉄道とトラックによる複合一貫輸送サービスを開始したと発表した。
同社のグローバルネットワークを活用して、集荷・通関・配送まで一貫輸送するほか、GPS機能を用いた輸送状況の可視化サービスも提供する。
Vientianeからは東南アジア各地へトラック輸送を行うほか、すでに6月にラオス発・中国経由で欧州までのトライアル輸送を実施している。
従来、中国とラオスをはじめとするインドシナ半島諸国を結ぶ輸送はトラックが主流だったが、中国と隣接するラオスやベトナムなどとの国境で混雑が発生することが多く、リードタイムの短縮およびコスト削減が課題となっていた。
今回、2021年末に開通した昆明とVientianeを結ぶ、中国/ラオス間高速鉄道を利用することにより、安定したリードタイムでの貨物の大量輸送を可能としたもの。
YLKは「今後、さらなる輸送需要の拡大が見込まれる中国主要都市とタイやベトナム、ラオス、カンボジアなどのメコン地域のASEAN諸国を、鉄道やトラックで効率的につなぐ複合一貫輸送サービスの拡充を目指す」としている。