日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2023年6月往航と4月復航の速報値を発表した。
6月往航は前年同月比11.0%減の161.3万TEUで10ヵ月連続で前年同月を下回った。この結果、23年上半期(1〜6月)は前年同期比22.7%減の867.1万TEUで2割以上の減となっている。
海事センターでは、「ことしに入ってから米国向けの荷動きは徐々に回復しているものの、まだ米国側で在庫調整が続いている。今後は下期の荷動き拡大に期待する」との見解を示した。
6月のアジア側の主要な積み地は、インド(前年同月比0.1%増)と台湾(0.5%増)を除くすべての積み地がマイナスとなった。トップの中国は13.6%減、2位のベトナムも10.8%減と2桁マイナスを記録、そのほか、韓国(6.6%減)、タイ(1.5%減)、日本(3.1%減)もマイナスだった。
また、品目別でも上位20品目のうち、4位の電気機器、AV機器(1.5%増)を除く19品目がすべてマイナスとなっている。
一方、23年4月の復航は0.1%増の48.5万TEUで、ほぼ横ばいであったものの6ヵ月連続のプラスとなった。揚げ地トップの中国が2.0%増、インドも11.8%増とプラスだった。そのほかの主要な揚げ地は、韓国(6.1%減)、日本(11.1%減)、台湾(5.1%減)などがマイナスだった。
