商船三井(MOL)、川崎汽船(KL)、阪神国際港湾は7月26日、神戸港ポートアイランド(PI)第2期地区の整備に関する基本合意書を締結したと発表した。
阪神国際港湾は現在、PI第2期地区の南ふ頭PC13-17コンテナターミナルにおいて、 その背後地を含めた拡張・機能強化の工事を実施している(2025年度完工予定)。
拡張はPC13〜17までの連続する5バースのターミナル用地を広げるもので、面積は約79haから約88haに拡大する。岸壁延長は約2200m、水深は15〜16mとなり、既に導入が進んでいるFC(水素燃料電池)換装型のトランスファークレーン(RTG)のほか、新たに電動RTGや新・港湾情報システムCONPASの導入も計画されている。
MOLはこれを受け、現在、山九/住友倉庫/ニッケル.エンド.ライオンスと共同でPC15〜17バースを借り受け運営している神戸国際コンテナターミナル(KICT)について、PC14バースと背後地を借り受け対象に加え、連続4バースを運営する。
また、今回の基本合意書の締結を通じて、現在、六甲アイランドRC4-5でコンテナターミナルを運営するKLがKICTに参加する。
これによりKICTは神戸港の外貿コンテナの約4割を扱う西日本最大規模のコンテナターミナルとなる。
MOLはKICT拡張後、より柔軟なバースウインドウ(本船着岸枠)の提供や他航路へのコンテナ接続の利便性が向上するとしている。また、KICT背後地にターミナルと直結した荷捌き上屋および大型貨物に対応可能な天井クレーン付物流施設を併設し、貨物のコンテナ積込作業からターミナル搬入までワンストップの対応を行う。これら施設の運営はMOLグループの商船港運が担う。