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カナダ西岸港湾の労使交渉が決着、組合ILWUが新協約で暫定合意
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カナダ西岸港湾の労使交渉が決着、組合ILWUが新協約で暫定合意

 カナダ西岸港湾の労働組合ILWUカナダは8月4日、組合員投票で暫定合意案が承認されたと発表した。これにより5ヵ月間続いたカナダ西岸港湾の労使交渉は終了することになる。

 投票では合意案が組合員の77.64%に賛成、批准されたもので、新たな労働協約は4年間となる。賃上げや待遇改善などに関しての合意内容は明らかになっていない。

 これを受け、経営者側団体であるブリティッシュ・コロンビア州海事雇用者団体(BCMEA)は同日付けで声明を発表、「新たな労働協約には賃金や手当、研修の増額が盛り込まれ、港湾労働者の技能と努力を評価すると同時に、今後の西岸港湾に安定をもたらすだろう」としたうえで、「今回の労働争議はカナダ国民に多大な影響を与えたことを認識しており、こうした混乱が二度と起こらないようサプライチェーンのすべての関係者が協力しなければいけない」とコメントした。

 カナダ西岸の労使交渉はことし3月から開始されたものの交渉が行き詰まり、7月には組合側がストライキを実施。その後、政府が仲介して和解条件を勧告したものの、組合員投票によって否決されるなど、混乱が続いていた。

 今後は新たなストライキの懸念はなくなったものの、7月に行われたスト期間中の混乱が残っており、両港でバックログなどを解消し平常稼働を回復するまでにはまだ時間を要すると予想されている。

Last Updated : 2023/08/10