川崎汽船(KL)は、ノルウェーを本拠として電子海図提供など海運DX事業を展開するNAVTORとの間で、KLがNAVTORの船舶モニタリングシステム「NavFleet」を採用することに関する覚書をこのほど締結したと、8月28日に発表した。
NavFleetは、クラウドを介した船陸間データ送受信によって陸上側に本船の位置情報と気象・海象および予定航路を表示させ、潜在的な航行リスクに自動アラートを発出することで、航海事故を未然に防止するための総合的な船舶運航プラットフォーム。
NavFleetではさらに、多様なシステム連携によって各種船舶データを収集・統合することで、船隊全体の運航状況が一目で把握できるようになり、業務の自動化/各種法令対応の簡素化/船隊のより安全な航行支援に寄与すると見込まれる。
今回、KLとNAVTORは駐日ノルウェー大使館立ち合いのもと、NavFleetの利用と機能拡張を通じた24時間・365日の船舶モニタリング・サポート体制の構築を発展させることで覚書を締結した。
KLは、「中期経営計画における事業戦略を実現するため、安全・船舶品質管理体制の強化を推進している。船舶管理ノウハウと、それを補完するテクノロジーとの両輪によって安全運航と輸送品質管理を徹底することで、競争力および企業価値の向上を図っていく」としている。