日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の23年6月のコンテナ荷動き」は、アジア→欧州の往航が前年同月比11.9%増の149.1万TEUで4ヵ月連続でプラスとなった。この結果、23年上期実績は前年同期比2.3%増の818.8万TEUとなっている。
6月のアジアの積み地は、中華地域積みが13.3%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが32.4%増、東南アジア積みが7.0%減だった。中国と北東アジアがともに大幅に伸びている。
海事センターは、「中国や北東アジア積みは、中国→欧州の鉄道輸送からのシフトもあり荷動きが伸びていると考えられる」との見解を示した。
一方、欧州→アジアの6月復航は0.3%増の52.8万TEUで、微増ながらも24ヵ月ぶりにプラスを記録した。また1〜6月の累計では7.5%減の316.6万TEUであった。
アジアの揚げ地は、中華地域揚げが4.5%減、北東アジア揚げが4.6%減とマイナスであったが、東南アジア揚げが13.8%増と大きく伸びたことで、アジア全体ではプラスとなった。
