日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2023年7月往航と5月復航の速報値を発表した。
7月往航は前年同月比8.3%減の167.9万TEUで11ヵ月連続で前年同月を下回った。1〜7月の累計では前年同期比20.9%減の1031.1万TEUとなっている。
海事センターでは、「米国側の小売りの在庫水準はまだ高いものの、アジア発の荷動き量は回復傾向にある。今後は年末の繁忙期に向けて荷動き拡大が期待される」とコメントしている。
7月のアジア側の主要な積み地は、中国(前年同月比12.5%減)やベトナム(8.6%減)、インド(9.3%減)、台湾(14.7%減)、日本(4.9%減)などがマイナスとなった。一方で韓国(15.3%増)とタイ(11.3%増)が2桁プラスであった。
品目別ではトップの家具・寝具が13.6%減、3位の機械類が10.9%減と2桁マイナスとなるなど、上位10品目のうち8品目がマイナスとなっている。
一方、23年5月の復航は5.6%減の50.1万TEUで7ヵ月ぶりのマイナスとなった。
アジアの揚げ地は、インド(3.1%増)やマレーシア(27.6%増)がプラスであったが、中国(6.4%減)、韓国(8.2%減)、日本(22.4%減)、台湾(12.4%減)などがマイナスとなっている。
