Ocean Network Express(ONE)は10月23日、電子バンカー・デリバリー・ノート(e-BDN)の採用に向け、シンガポール海事港湾庁 (MPA) の支援を受けて、Singapore港で石油大手Shellとの共同トライアルを実施したと発表した。
トライアルには、アンサナ・テクノロジーが開発したデジタル・バンカリング・ソリューションが使用された。ONEは固有のリンクとワンタイムパスワードを使用してプラットフォームにログインし、引き渡し前後の電子バンカリング書類を完成させ、船舶の出港前に、バンカリング書類をすべての関係者に送信した。
e-BDNは燃料供給者から発行される書面を電子化するもので、バンカリングのプロセスをデジタル化し、効率的なデータ管理やアクセスなどが可能となるというメリットがある。
今回のe-BDNトライアルは、11月から電子バンカリング・プロセスと文書化を導入するMPAのデジタル・バンカリング・イニシアチブの開始に先立って行われたもので、これによりバンカー業界では年間約3万9000人日の工数削減が見込まれているとしている。