深刻な水不足が続くパナマ運河で、主要コンテナ船社による、同運河の通航サーチャージ導入の動きが広がっている。
まずCMA CGMが24年1月から150ドル/TEUのサーチャージを発表したことに続き、MSCも12月15日から297ドル/TEUのサーチャージ導入を明らかにしている。
このほか、コスコシッピングラインズも24年1月1日以降、パナマ運河を経由し北米東岸・メキシコ湾岸を往復するすべての貨物を対象にサーチャージを255ドル/TEU、300ドル/FEUに引き上げる。また、Hapagも24年1月から130ドル/TEUのサーチャージを導入することを発表している。
各船社とも通航制限とパナマ運河の通航料の値上げの影響を理由としているが、パナマ運河では、記録的な干ばつの影響により、船舶の1日あたりの通航量を削減しているが、12月からは22隻、来年2月1日からは18隻に段階的に縮小する方針で、渇水の影響が深刻化している。