THE Alliance(Hapag-Lloyd/HMM/ONE/Yang Mingで構成)は、アジア〜米国東岸航路の3ループ(EC1/EC2/EC6)について、11月下旬から運航ルートをスエズ運河経由に変更する。Hapagが12月1日発表した。
パナマ運河の通航隻数制限によるスケジュール遅延に対応するもの。
発表によれば、EC1については6便をスエズ運河経由、3便を喜望峰経由で運航し、EC2では7便、EC6では4便をスエズ運河経由で運航する。
パナマ運河では、記録的な干ばつの影響により、船舶の1日あたりの通航量を削減しているが、12月からは22隻、来年2月1日からは18隻に段階的に縮小する方針で、渇水の影響が深刻化している。