CMA CGMグループのCNC Line（正利航業）とCosco Shipping Linesは12月末から、船腹共有契約（VSA）を締結し、中国〜東南アジア航路KCSとChina 1の2ループを開設する。

　KCSは6000〜7000TEU型5隻（CNC：4隻、Cosco：1隻）により、中国・華北とシンガポール、インドネシア、フィリピンを結ぶウイークリーサービス。

　寄港ローテーションは天津新港／大連／連雲港／青島〜Singapore／Jakarta／Surabaya／Manila〜天津新港で、サービス開始便は天津新港12/29入港のPelionとなる。

　一方のChina 1は華南とインドネシア、フィリピンを結ぶサービスで、6000TEU型4隻（CNC：3隻、Cosco：1隻）により運航される。寄港ローテーションは上海／寧波／泉州／汕頭／蛇口／南沙〜Jakarta／Surabaya／Davao〜上海で、サービス開始便は上海12/29入港のXin Yantai。