Cosco Shipping Linesは既存のコンテナ船を、メタノール二元燃料エンジンに改修する。
同グループの中遠海運重工有限公司(Cosco Shipping Heavy Industry)が12月12日、船舶や定置用の大口径ディーゼルエンジンおよびターボ機械を提供する独MAN Energy Solutionsと、エンジンのレトロフィット(既存船の改修)契約を締結したもの。
Cosco Shipping Linesが運航する1万3800TEU型および2万TEU型のコンテナ船、計4隻の主機エンジンををメタノール対応二元燃料主機に改修する。同契約には2万TEU型9隻の主機換装もオプションとして組み込まれている。
MAN Energy Solutionsはことし6月、Maerskとコンテナ船11隻のメタノール二元燃料主機への換装契約を締結しており、Coscoとの契約はそれに続くもの。