Maerskは2024年2月から、アジア〜欧州航路にメタノール燃料の大型コンテナ船の第1船を投入すると、このほど発表した。
同社はメタノール燃料コンテナ船を18隻発注済み。そのうちの第1船として、韓国のHD現代重工業が建造中のメタノールに対応した2元燃料エンジンを搭載した1万6000TEU型を、MSCと2Mとして提供しているアジア〜欧州航路AE7/Condor(呼称:Maersk、MSCの順)に投入するもの。
ことし9月には、Maersk初のメタノール燃料に対応したコンテナ船Laura Maersk(2100TEU)が竣工しており、来年欧州航路に就航する1万6000TEU型はこれに続く2隻目となる。
1万6000TEU型新造船は来年1月末に命名される計画で、続く2隻の姉妹船についても来年前半に配船され、年後半にもさらに4隻を受領する予定としている。