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鴻池運輸が埼玉/神奈川の低温倉庫で保税蔵置場の許可を取得
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鴻池運輸が埼玉/神奈川の低温倉庫で保税蔵置場の許可を取得

 鴻池運輸は、冷凍・冷蔵食品の保管・配送拠点の関東定温流通センター(埼玉県北葛飾郡)および厚木定温流通センター(神奈川県愛甲郡)で、輸入貨物の取り扱いが可能な保税蔵置場の許可を取得したと、12月18日に発表した。

 今回の保税蔵置場許可の取得は、首都圏湾岸部の冷凍・冷蔵倉庫不足を背景として、とくに冷凍・冷蔵食品の輸入品を取り扱う顧客による内陸保管のニーズ拡大に対応するもの。鴻池運輸の関東エリアにおける冷凍・冷蔵倉庫で初の保税蔵置場となる。

 関東定温流通センターは東京税関から2023年 11月1日〜29年10月31日の期間で、また厚木定温流通センターは横浜税関から23年12月1日〜29 年11月30日の期間で、それぞれ取得した。

 対象エリアは、関東定温流通センターが1762m2(倉庫全体:1万4300m2)、 厚木定温流通センターが1911m2 (同:1万400m2)。

 鴻池運輸は、「旺盛な冷凍・冷蔵食品の輸入貨物取扱需要に応えるために、鴻池運輸の定温物流サービスを強化していく。なお24年春には、越谷定温流通センター(埼玉県越谷市)でも保税蔵置場許可を取得する予定」としている。

Last Updated : 2023/12/22