日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の23年10月のコンテナ荷動き」は、アジア→欧州の往航が前年同月比14.7%増の127.1万TEUで8ヵ月連続のプラスとなった。10月までの累計は6.5%増の1380.5万TEU。

　10月のアジア積みは、中華地域積みが18.8%増、北東アジア（日韓台、極東ロシア）積みが7.4%増、東南アジア積みが2.0%増とすべての積み地がプラス。

　一方、欧州→アジアの10月復航は1.5%増の58.1万TEUで3ヵ月ぶりにプラスとなった。10月までの累計は前年同期比5.1%減の533.4万TEUとなっている。