TOPページ
セイノーロジックスが米東岸向け混載でLAX経由のIPIサービスを開始
 (1/5) OOCLが日本〜海峡地KTX5を改編
 (1/5) MSCが印Ennore港運営に参画、AdaniグループのAECTPLに出資で

セイノーロジックスが米東岸向け混載でLAX経由のIPIサービスを開始

 セイノーロジックスは米国東岸New York向けの引っ越し混載貨物について、従来のパナマ運河経由のオールウォーター(AW)に加え、1月から米西岸Los Angeles経由のIPI(内陸ポイント)ルートを開設する。

 パナマ運河の干ばつによる渇水、紅海テロ攻撃でスエズシフト(西回り)も難しくなったことなどに対応し、米東岸向けのリスク分散につなげる。

 同サービスは、東京出港後、Los Angelesでリコンソリし、IPIを経由してNew Yorkに輸送するもの。

 New Yorkまでの輸送日数は35日前後と、従来のパナマ経由のAW便と遜色ないサービスを提供する。普通品や危険品貨物も引き続き荷受けする。

 日本側は東京、横浜、清水、名古屋、大阪、神戸、京都受けで対応する。また、リコンソリを行うLos Angelesでは迅速な接続を行うほか、東岸だけでなく全米へのトレース情報をHPで閲覧することもできる。

 同社は「Los Angelesには駐在員も常駐しているので、さまざまな混載需要に対応していく」としている。

Last Updated : 2024/01/05