Maerskは1月8日、デンマークとインドの提携によるグリーン燃料アライアンス・インドに、その創設メンバーとして参加したと発表した。
グリーン燃料アライアンス・インド(Green Fuels Alliance India:GFAI)は、デンマーク大使館と在インド・デンマーク総領事館が主導するもの。
GFAIは、インドとデンマークの両セクター企業、政府機関、研究機関、金融関係者の協力を促進するエコシステムを確立することにより、インドにおける持続可能なエネルギー成長を促すことをその主目的としている。
また、持続可能なエネルギーソリューション分野における両国間の協力関係を促進し、カーボンニュートラルに向けた共同の世界目標を前進させていく。
インドは2070年までのカーボンニュートラル達成を目標としており、これに向けて海運業界では、グリーンエネルギーとグリーン燃料をコスト競争力のある価格レベルで十分な量を入手できるかどうかが、世界海運のネットゼロへの取り組みにとって最大の課題としている。
これに対してGFAIは、インドには再生可能エネルギーの生産に優れた条件が整っており、グリーンエネルギーのバリューチェーンで主導権を握るという目的をもって活動を続けていくとしている。