TOPページ
Maerskが印南部タミル・ナードゥ州とパートナーシップ、物流ハブなど開発へ
 (1/12) ONEが印パ・中東〜地中海IOMを改編
 (1/12) HMMがGHG排出量可視化の新ツール

Maerskが印南部タミル・ナードゥ州とパートナーシップ、物流ハブなど開発へ

 Maerskとインド南部のタミル・ナードゥ州はこのほど、同州における貿易強化に向けたパートナーシップに関する覚書(MOU)を締結した。

 Maerskは今後、同州で新たな物流ハブの用地開発や、倉庫施設と電気トラックの導入に向けた戦略的投資を検討していく。

 タミル・ナードゥ州はMaerskと25年にわたる長期的な協力関係を築いている。現在、インドでのGDP創出が第3位で、来年には2位に浮上する可能性もあり、輸出量についてもインドで第3位と、2030年までに経済規模を1兆ドルとする目標を掲げている。今後さらに輸出を促進するため、貿易や輸出分野のインフラ強化を目指している。

 Maerskは現在、同州へ2ループの海上コンテナサービスを提供しているほか、内陸向けの流通ネットワークや同州Chennaiに冷蔵・冷凍倉庫を持っており、再生可能エネルギー、自動車、エレクトロニクス分野の顧客に総合物流サービスを提供しているところ。

 Maerskは、「同州とのパートナーシップにより、州外貿易の成長の可能性を見据え、統合物流ソリューションを強化する」としている。

Last Updated : 2024/01/12