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川崎汽船が恒例の新春メディア懇親会
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川崎汽船が恒例の新春メディア懇親会

 川崎汽船は1月15日、報道関係者との新春懇親会を都内で開催した。

 冒頭で能登半島地震の犠牲者に黙祷を捧げたあと、あいさつに登壇した明珍幸一社長(写真)は、紅海での情勢について「国際海上輸送の基盤となる航行の自由と安全を揺るがしかねない事態だ」として非難し、「人々の生活と経済を支えるインフラとして安全確保を優先しながら取り組んでいく」と決意を述べた。

 続いて同社の中期経営計画について触れ、「コンテナ船市況が平常に戻るなか、自営事業の取り組みが実を結びつつあり、同計画の目標を前倒しで達成した。今後は最終年度の成果を上げる努力を進めていく」とした。
 
 また、低炭素・脱炭素事業については、「顧客とともに環境対応を進めていくことで、持続的な成長を続けていく」とした上で、現在注力している世界初のCO2回収・貯留(CCS)事業を紹介し、「CCS、CO2輸送に加え水素、アンモニアの輸送や洋上風力発電支援などで低炭素・脱炭素事業をけん引していく。そのためにも実績を示していきたい」と述べた。

Last Updated : 2024/01/18