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商船三井がケニアの医療用品製造大手Revital Healthcareと戦略的提携
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商船三井がケニアの医療用品製造大手Revital Healthcareと戦略的提携

 商船三井(MOL)は、傘下の商船三井ロジスティクス(MLG)と共同で、ケニアの医療用品製造大手Revital Healthcare (EPZ) Limitedと、ケニアMombasa経済特区での医療用品・医薬品の物流センター建設に向けた戦略的提携についての覚書を締結したと、このほど発表した。

 Revitalは、WHO(世界保健機関)をはじめ多くの国際機関から技術・製造力で評価を受けており、アフリカを代表する医療用品メーカーとされる。

 サブサハラ・アフリカでは現在、医療用品の組み立てや医薬品の保管に適した設備をもつ物流センターがないことから、多くはアフリカ外で組み立て・保管されてからアフリカへ配送されている状況にある。Revitalがケニアで製造した医療用品の一部は、海外の倉庫へいったん輸出され、アフリカの需要地へは海外倉庫から配送が行われているという。

 今回、覚書の検討対象となるMombasa経済特区での物流センター建設が実現すれば、Revitalの製造する医療用品とアフリカ外で製造された製品をMombasaの物流センターに集積、そこから医療用品・医薬品のニーズが大きいアフリカ地域へ、輸送コスト・輸送時間を削減した上で効率的に配送することが可能になる。

Last Updated : 2024/01/26