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日本通運が九州発の国際海上混載
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日本通運が九州発の国際海上混載

 Nippon Expressホールディングスは1月25日、傘下の日本通運が九州・山口エリアの貨物をRoRo船や鉄道を利用して東京に集約し、東京から全世界へ向けて輸出する国際海上混載サービスを開始したと発表した。

 東京からの直行便により、九州・山口から各仕向地までの輸送日数を従来よりも大幅に短縮できるほか、これまでトラック転送が主流であった国内輸送において、RoRo船と鉄道を利用することでCO2排出量の削減と“物流2024年問題”に対応するとしている。

 サービス対象は次の14仕向地(カッコ内は博多CFSから着地CFSまでのT/T)。Los Angeles(21日)、Chicago(31日)、San Francisco(31日)、Seattle(21日)、Vancouver(24日)、Toronto(31日)、墨Manzanillo(25日)、Rotterdam(38日)、Hamburg(45日)、London(43日)、Sydney(34日)、New Delhi(44日)、青島(11日)、新港(17日)。

 日本通運は今後も欧米を中心に仕向地を拡大していく計画としている。

Last Updated : 2024/02/02