MSCはこのほど、紅海情勢の緊迫化に伴い、紅海周辺での安全航行が確認できるまで、東西航路をスエズ運河経由から喜望峰経由に変更すると発表した。
これに伴い、東西航路サービスにおける寄港ローテーションを喜望峰経由に大幅に変更するとともに、追加船を投入する。
2月初旬からローテーションを変更するサービスはCondor/Griffin/Jade/Phoenix/Tiger/Dragon/Empireの7ループで、Albatros/Silk/Lion/Swan/America/Emerald/Elephant/Santanaの8ループについては、寄港ローテーションに変更はないものの、喜望峰経由となるため、輸送日数が従来より長くなる見込みとしている。