韓国船社HMMの主要株主である韓国産業銀行(KDB)と韓国海洋振興公社(KOBC)は2月7日、両社が保有するHMM株式の売却に関して、Pan Oceanを傘下に持つHarim Groupと韓国のファンド運用会社JKL Partnersで構成するコンソーシアムとの交渉が決裂したことを発表した。
KDBとKOBCはHMM株の売却について、昨23年からハリムグループ・JKLコンソーシアムを優先交渉対象者に選定し、株式売買契約と株主間契約に対する交渉を進めてきた。
KDBは「7週間にわたる交渉期間、相互信頼の下で誠実に交渉に臨んだが、一部事項に対する異見で交渉は最終決裂した」と明らかにしている。
これによりHMMは当分の間、KDBなどの債権団による管理体制を維持することになる。