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釜山新港;西側コンテナふ頭に新CT3バース、年間取扱量195万TEUに
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釜山新港;西側コンテナふ頭に新CT3バース、年間取扱量195万TEUに

 韓国・釜山新港で4月5日、同港西側に新たに2-5段階(フェーズ)の3バースが開設された。

 新ターミナルは同港で7番目となるコンテナターミナル(CT)で、すべての荷役作業が遠隔ないし自動化で完結する同国初のターミナルとなる。

 同CTは、岸壁延長1050m、水深20m、載貨重量トン数5万トン級の船舶3隻が同時に着岸して荷役することができ、年間コンテナ取扱量は195万TEU。東遠グローバルターミナル(DGT)が運営する。

 完全自動のSTS(ship-to-shore)ガントリークレーンやターミナルヤードでコンテナを積載・移送する遠隔無人運転のトランスファークレーン、岸壁からヤード間のコンテナ移送を行う無人搬送車(AGV)など、すべての荷役装備が国産化され、デジタル基盤の自動化ターミナル運営システム(TOS)によって作動するように設計されている。

 ターミナル荷役の完全自動化により、港湾内での事故発生リスクが大幅に低下するとともに、従来の港湾と比べて生産性が20%高くなるとしている。

 釜山港湾公社(BPA)は、新CTに隣接する2-6段階の2バースを2026年に開業予定としているが、この2バースは岸壁延長700m、コンテナ取扱量は年間130万TEUとなる見込みだ。

 同日に行われたターミナル開通式には、尹錫悦・大統領が出席し、「この施設が釜山港を世界クラスのスマート港、そして世界物流のハブに変えるマイルストーンだ」と称賛した。

 また、「政府が港湾間の相乗効果を発揮できるよう光陽港、仁川港のスマート港湾化にも注力し、5000億ウォン(約3億7000万ドル)規模のファンドを組成、港湾産業を再建する」との方針を示した。

 さらに、ことし末に期限を迎えるトン数税制については、「船会社が引き続き安定的に成長できるよう延長する」方針を明らかにしたほか、「国営海運会社の船隊拡充と環境配慮化を支援するため、政府から5兆5000億ウォン(約40億7000万ドル)の政府資金を提供する」とコメントしている。

Last Updated : 2024/04/12