スリランカ南部に位置するHambantota港を運営するThe Hambantota International Port Group (HIPG)は4月9日、同港で初となるトランシップ貨物を取り扱ったと発表した。
同日、Hambantota港にMSCが運航するMSC Ingrid(4400TEU)が寄港し、コンテナ約500TEUを荷揚げしたもの。これらのコンテナは4月16日に同港寄港予定のMSC Sky II(2100TEU)に積み替えられた後、Rotterdamへ輸送される。
紅海危機の影響により、コンテナ船各社が東西航路をスエズ運河経由から喜望峰経由に変更を余儀なくされる中で、スリランカColombo港が欧州から中東行きのコンテナの中継地点として取扱量を増やしている。
Hambantota港は経済中心地のColomboから250km離れているが、MSCはHambantota港の利用について、「我々は顧客に最高のサービスを柔軟に提供できるよう、利用可能な最良の選択肢を常に模索している」としている。
HIPGは「MSCとのパートナーシップにより、今後、同港のインフラ設備への投資を拡大し、東西航路で大型船の寄港が可能になるようにすることを検討する」とコメントしている。