全国港湾労働組合連合会／全日本港湾運輸労働組合同盟と日本港運協会は4月18日、長期休憩していた第4回中央港湾団交を再開した。

　日港協が修正回答を示したものの、組合側は「いくらかの前進は認めるが、妥結できる内容ではない」として、4月21日から全国港湾の24時間ストライキを改めて表明した。しかし、日港協は再び事務折衝を求め、組合側の強い要求である「月1日（日曜日）の不稼働」の必要性に対して、5月24日までに業界内部の合意形成を図ることを提案、これを受けて組合側は21日のストを解除した。

　組合側は翌19日に開催した第4回合同闘争委員会で、日港協側が5月24日までに業界の合意形成に至らなかった場合、5月26日（日）から24時間ストライキを実施することを確認し、日港協に通告した。

　日港協と組合は4月25日にも折衝し、そこを起点に改めて労使協議を推進していくとした。現段階で第5回となる次の中央団交は未定。