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24年3月のアジア→米国荷動き:27.1%増で6ヵ月連続のプラス
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24年3月のアジア→米国荷動き:27.1%増で6ヵ月連続のプラス

 日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2024年3月往航と1月復航の速報値を発表した。

 3月往航は前年同月比27.1%増の157.2万TEUで6ヵ月連続のプラスとなった。累計では前年同期比22.6%増の487万TEUとなっている。

 3月往航のアジア側の積み地は、トップの中国積みが前年同月比26.7%増と、前月(29.5%増)に続き高水準となったほか、2位以下のベトナム(同49.5%増)、韓国(38.3%増)、インド(33.9%増)も大幅なプラスとなった。

 このほか、タイ(22.1%増)、日本(4.5%増)、台湾(7.7%増)、インドネシア(7.5%増)など、主要な積み地は軒並みプラスであった。品目別でも上位20品目すべてが前年同月比プラスとなった。

 一方、1月の復航は3.1%減の47.6万TEUで5ヵ月ぶりにマイナスを記録した。アジアの主要な揚げ地は、中国(9.0%減)のほか、日本(4.0%減)、インド(28.4%減)などがマイナスであったが、台湾(34.9%増)、韓国(2.7%増)などがプラスとなっている。

Last Updated : 2024/04/26