Cosco Shippingは5月上旬から、アジア〜南米東岸航路ESA／ESA2の2ループを改編すると、このほど発表した。

　両ループともCMA CGM／Evergreen／PILとの共同運航サービスとなる。

　ESA2（サービス呼称、CMA：SEAS2、Evergreen：ESA3、PIL：ES2）は新たにスリランカColombo、中国・天津新港に追加寄港するとともに、投入船を1万4000TEU型に大型化し、計12隻体制で提供する。

　寄港ローテーション（Cosco発表）は天津新港／青島／上海／寧波／蛇口〜Singapore〜Rio de Janeiro／Santos／Paranagua／Itapoa／Navegantes／Santos／Rio de Janeiro〜Colombo〜Singapore〜香港／天津新港で、改編第1便は天津新港5/5の出港本船。

　一方のESA（サービス呼称、CMA：SEAS1、Evergreen：ESA、PIL：ES1）はコンテナ船13隻の運航体制で、Rio Grandeを抜港し、ParanaguaとNavegantesのダブル寄港を停止する。

　寄港ローテーション（Cosco発表）は上海／寧波／塩田／香港〜Singapore〜Rio de Janeiro／Santos／Navegantes／Montevideo／Buenos Aires／Paranagua／Santos〜Singapore〜香港／上海で、改編第1便は上海5/10の出港本船。