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世界コンテナ港ランキング:23年も圧倒的1位の上海は5000万TEUに迫る勢い
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世界コンテナ港ランキング:23年も圧倒的1位の上海は5000万TEUに迫る勢い

 海事調査会社Alphalinerが先ごろ明らかにした「世界コンテナ港2023年取扱量ランキング」によると、毎年首位を走り続ける中国・上海港がさらに扱い量を伸ばし、同年は前年比約4%増の4916万TEUと、2位のSingaporeに1000万TEU以上の差をつける圧倒的なコンテナ処理量を見せつけた。

 上海はこの24年にも、昨年同様4%程度の伸び率があれば、年間扱い量5000万TEUの大台に乗ることは間違いなさそうだ。

 上海以下のトップ10港は下表の通り。( )内は前年順位、単位は万TEU。

 これを見て気づくのは、トップ10の常連だった香港が圏外(11位)に落ちており、代わってUAEのDubaiが10位に入ったこと。また、トップ10に中国港が6港も入っているのも常態化してきて、当分はこれら中国勢の牙城は崩れそうもない。

 欧米勢の中では唯一、米国のLos Angeles/Long Beachが9位にとどまって健闘しているが、23年は前年比で大きくマイナスしている。Dubaiに抜かれるのも時間の問題かもしれない。

 トップ30以内では、ベトナムのHochiminh(20位)とCai Mep(30位)の伸び率に目を見張る。前者が前年比22.6%増で839万TEU、後者が49.5%増で559万TEUを扱っている。この越2港はまだ伸びそう。

 欧州港でトップはRotterdamの1344万TEUだが、前年比9.2%減で順位も13位まで落ちた。やはりロシア貨物が喪失したことが大きいようだ。

Last Updated : 2024/05/10