中国国営の大手港湾運営会社である山東省港口集団グループのコンテナ船社・山東港口航運集団(SPGS、日本総代理店:日本通運)は、運航する新造船A Suwa(1096TEU)が5月21日に東京港に入港した際に記念式典を開催した。
同日は東京港大井埠頭に着岸中の船内で歓迎セレモニーが開かれ、日本通運の京浜港ターミナル支店・東京港運事業所の望月美海氏から船長の从林楠(Cong Linnan、写真左)氏に花束が贈呈された。
SPGSは中国船社の東辰航運(Dongchen Line)と協調して、両社が1隻ずつ投入した青島〜京浜〜青島〜阪神〜青島の8の字サービスを提供しているが、投入船をこの5月から新造のA Suwaに変更している。
同船は5月8日に東京港に初入港を果たしており、今回が2回目の寄港となった。
新造のA Suwaは全長141.9m、幅22.5m、喫水7.4mで、150基のリーファープラグを備える。
旭洋造船で建造された1100TEU型シリーズの同船は、9562総トンのジャパンマックス・コンテナ船の最新モデル。
同シリーズ船は、建造毎にブラッシュアップを重ね、A Suwaには船舶のプロペラに装着するPBCF(Propeller Boss Cap Fins)やEco-statorなどの船舶用の省エネ装置を搭載することで既存のシリーズ船と比較して省エネ/低炭素性能が向上し、環境負荷がより低減された設計となっている。
また、エンジンルームなどの機器配置が見直されたことで、メンテナンスのしやすさが向上しており、これにより運航効率と信頼性が高められている。
