基幹コンテナ航路の運賃上昇が続いている。5月17日時点の中国発・北米向けのスポット運賃(上海航運交易所まとめ)は、西岸向け5025ドル/FEU(前週比14.4%増)、東岸向け6026ドル/FEU(同8.3%増)と、いずれも3週連続で上昇し、ことし最高値を更新した。
1ヵ月前(4月19日発表)と比較しても西岸、東岸向けともに2000ドル以上急騰している。
一方、北欧州向けも、3050ドル/TEU(同6.3%増)と1ヵ月前(同)から1000ドルほど上昇している。
ことしは新造コンテナ船の大量竣工によりマーケット全体の船腹量は増加しているものの、紅海危機の影響で喜望峰回りの運航を余儀なくされる中、輸送日数の長期化やスケジュール維持のための船腹追加によって供給過剰分が吸収されており、需給引き締めにつながっている。
こうした中、4月中旬以降、スペース不足が強まりスポット運賃市況が上昇、5月から一気に急騰する展開となっている。