SGホールディングス(SGHD)は5月31日開催の取締役会で、低温食品物流を中核事業とする名糖運輸/ヒューテックノオリンの持株会社C&Fロジホールディングス(C&FロジHD)に対して、株式公開買い付け(TOB)を行うことを決議したと、このほど発表した。
C&FロジHDに対しては、丸和運輸などを傘下にもつAZ-COM丸和ホールディングス(AZ-COM丸和HD)がことし5月初旬から、C&FロジHDの従来株価に5割近いプレミアムを乗せた1株3000円でTOBを実施。C&FロジHDはこのAZ-COM丸和HDによるTOBに対して5月31日に反対の意思を表明すると同時に、SGHDによるTOBに賛成する旨の意見を発表したもの。
SGHDは今回、AZ-COM丸和HDによるTOB価格の2倍に近い1株5740円で6月3日から買い付けを開始している。総額約1237億円で全株(約2156万株)の取得をめざす。
SGHDはC&FロジHD買収で得られるシナジー効果として、SGHDグループの営業体制および顧客基盤の活用/コールドチェーン物流の効率化/国際・海外向けサービスの強化/メディカル関連分野の拡大/食品加工メーカーの自家物流の取り込み、などを挙げている。