Maerskは6月3日、2024年通期のガイダンスを引き上げると発表した。EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)は従来予想の40〜60億ドルから70〜90億ドルへ、EBIT(税引き前経常利益)は同マイナス2億〜ゼロ億ドルから10〜30億ドルへそれぞれ引き上げた。
MaerskのVincent Clerc・CEOは「過去1ヵ月で、紅海で進行中の危機による混乱と世界のサプライ チェーンへの波及効果により、コンテナ輸送市場は新たな段階に入った」としたうえで、「コンテナ輸送の需要は依然として堅調だが、一部主要港での欠航、航続距離の増加、コンテナ不足、スケジュール遅延などで、港湾の混雑が拡大し、供給に悪影響が出ている。
この需要と供給の不均衡は、運賃に即座に大きな影響を及ぼしている」とコメントした。
さらに「第1四半期は安定していたが、4月と5月には多くの航路で運賃上昇が続いた。紅海での商用船に対する脅威が継続していることや、サプライチェーンのボトルネックが拡大していることから、この状況はすぐには改善されない可能性がある」との見解を示した。