NYKバルク・プロジェクト(NBP)は6月6日、檜垣造船(本社:愛媛県今治市)で建造中の近海新造船2隻のうち、1番船の命名進水式(写真)を行ったと発表した。
本船はJFEスチール製のグリーン鋼材「JGreeX」を使用して建造されたもので、「BRIGHT QUEEN」と命名された。グリーン鋼材のみを使用した船舶は日本郵船グループで初となる。
JGreeXは鉄鋼製造プロセスにおけるCO2排出量を大幅に削減した鉄鋼製品で、JFEスチールのCO2排出削減技術により創出した削減量を「マスバランス方式」を適用して任意の鋼材に割り当てたもの。
新造船は今秋には日本とアジア近海を結ぶ近海航路に投入される予定で、日本からは主に鋼材、東南アジアからは日本向けのバイオマス、合板等を輸送する。
NBPは、今後発注するドライバルク船2隻の建造においても「JGreeX」の採用を予定している。
また、本船は一般財団法人日本海事協会(Class NK)の「環境ガイドライン」による船体構造などのグリーン鋼材の使用を示す記号「a-EA(GRS)」が世界で初めて船級符号に付記される予定。
